モスクワの寒い冬の朝、列車が白ロシア駅に近づいています。 外はかなり寒いですが陽射しはあります。よくある冬の天気です。 しかし、時には10月に雪が降り、厚い雪が冬の間じゅう覆ってしまうこともあります。 外はマイナス20℃、-30℃、そして-35℃になることもあり、 そのような年には雪が溶け始めるのは4月末になってからです。 又、滅多にありませんが雪が全く降らず、気温も0℃位の日が続くことがあります。 そのような朝には全く冬だと感じられません。 列車は見たところ客車のようです。 多分、遠方からの列車で目覚めた乗客たちは窓からモスクワの様子を眺めている頃でしょう。 彼らはまだ暖かい客室の中で寒さにちじこまることはありませんが、 プラットホームに降り立つ瞬間もまもなくです。 もしもモスクワ近郊からの列車だった場合は個室は無く座席だけの列車です。 毎日、多くの人々が列車に乗ってモスクワに働きにやって来ます。 モスクワ以外の町で仕事を探すのが更に難しくなっているからです。 彼らは朝早くに起きて列車でモスクワまで数時間をかけて辿り着き、 仕事が終わると同じ座席だけの列車に乗り込んで家路に向かうのです。