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2009年11月26日 (木)

ピアトニツキー・アンサンブル / Матушка Россия



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2009年11月18日 (水)

エヴゲーニィ・グリシコヴェッツ

Zima1_2

以前にもご紹介したハルムス翻訳サイトカチカさん(オランダ在住)からのご案内です。

今わたしはオランダから日本に一時帰国しています。12月28日まで滞在予定です。
なぜ日本に帰ってきたかというと、
私の昔翻訳したエヴゲーニィ・グリシコヴェッツというロシアの劇作家の作品が、
上演の運びとなったからです。
12月2日から6日まで、東演パラータという劇場で上演されます。

エヴゲーニィ・グリシコヴェッツは1967年生まれ、まだ42歳のロシアの若手劇作家です。
劇作家というだけではなく、演出家でもあり、俳優でもあり、ミュージシャンでもあり、作家でもあります。
地方の小都市出身であるにも関わらず、ここ数年の間に、ロシア演劇界の中ではかなり注目を集めるようになりました。
日本ではこれまで、ロシアの戯曲というと、古い名作ばかりが紹介されてきましたが、
今回は現代ロシアの演劇の風を感じられる、数少ない機会だと思います。

また、今回は演出家・俳優それぞれ、劇団東京乾電池出身の人間で固められており、
これもまた滅多に見られないコラボレーションではないかと思います。
私も自分が翻訳したものが形になる初めての機会で、
緊張もしていますが、とても楽しみです。

ちなみに公演日程は、
12月2日(水) 19時30分
12月3日(木) 19時30分
12月4日(金) 14時 / 19時30分
12月5日(土) 14時 / 18時30分
12月6日(日) 14時 / 18時30分
となります。

よろしくお願いいたします。



エヴゲーニィ・グリシコヴェッツ - 夜明けに

ちがう、ちがう、おれはもう知っている、
青春が終わったことは知っているんだ
今はもう思い出すことができるだけ
そして覚えているのは
あの頃、青春時代には、自分を幸せだとは感じていなかったこと
思っていたのは反対のこと
すべてが複雑すぎるって
おれは理解ができないし
おれのことは聞いてもらえない
だけど今では知っているんだ
あの時あの場所に幸福はあったのだと・・・
あの頃は何にも知らなくて、そのくせ何でも欲しがった、
何かをかくも待ち望んでいた。
おれを呼んでいるのが聞こえる
そんな気がしてた

リフレイン:
夜明けに俺を呼ぶ声がする
夜明けに俺を呼ぶ声がする

あの頃おれは何を待っていたんだろう?
おれが待っていたのは驚くべき運命、数奇な人生、
すべてを感じたかったし、何もかも試してみたかった
できる限り早く・・・
あの頃は自分を見せびらかしながら道を歩けた
誰かが惚れるに違いない、おれは待たれているのだと、
強い望みを抱くことができた。
それから朝までうっとり考えて、震えるほど感じられた
ほら、ほら、もうこの朝なんだ、もうすぐ、もうすぐだって・・・

(リフレイン)

そして青春のあの頃、川面に朝霧を見たり、
まだ眠っている町を通り朝帰りする時には、
いつでもこう思えた、むしろ確信していた、
このおれを呼んでいるのだと・・・ほかでもないおれだと・・・

(リフレイン)

Евгений Гришковец - На Заре

Нет-нет, я уже знаю, я знаю что юность закончилась
Теперь я могу только вспоминать,
а я помню:
Тогда и там, в юности, я не чувствовал себя счастливым,
Мне казалось наоборот, что все сложно:
Меня не понимают, меня не слышат.
Но теперь-то я знаю, что там и тогда - было счастье...
А тогда я ничего не знал, зато я так всего хотел,
Как же я ждал тогда чего-то.
Но мне казалось, и я слышал что меня зовут...

Припев:
На заре голоса зовут меня...
На заре голоса зовут меня...

А чего я ждал тогда?
А я ждал, себе удивительной судьбы, неповторимой жизни,
Как я хотел все почувствовать,
все попробовать,
И как можно скорее...
Я тогда мог идти по улицам, отражаться в витринах,
И мог сильно надеяться что меня обязательно полюбят, что меня ждут.
А еще я мог до утра сладко думать и
с трепетом чувствовать,
Что вот вот, уже этим утром, уже скоро,
уже скоро...

(припев)

И там в юности, когда я смотрел на утренний туман над речкой,
Или возвращался домой, под утро, по еще спящему городу,
Мне всегда казалось, точнее я был уверен,
Что зовут именно меня... именно меня...

(припев)

Zima2_3

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